なぜ「NANCY」?
はい。これは一番よく聞かれることです。なかなか上手く伝えられる自信のない私は「30分くらいお時間をいただいてもよろしいですか?」とか「なんでもします。なんとかします。ナンシーです。」とかいつもお答えしてしまいます。 人によっては(特に30~40代のおじさん)一見キャバクラのお店のような名前だなんて言われ、度々心に傷を負っております。(笑)しかし、これからは自信をもってお答えできます。「詳しくはwebで!」ってね。 私は「会社」という言葉があまり好きではありません。なんなら株式会社NANCYの「株式会社」すらとっぱらってしまいたいくらいです。 「会社」という、なんとなく漠然としてて、私たちが生活していくために必要なもの的な、あくまで私個人の勝手な固定概念ですが、それをいったん頭から無くしたかったのです。 私たちが生きていくうえでもちろん会社というものは必要ですが、それだけの理由でこれから長い時間を使って仕事をしていくにはもったいない気がしてなりません。世間でも「働き方改革」などとうたわれておりますが、今後は働き方の「質」が求められる時代へと移り変わっていくでしょう。 内容は違えど私も自分の中で「働き方改革」をしたかったんだと思います。では、そんな会社をどうやって創っていこう?そんな思いの中、私がまず試みたことは、まずは自分が誰よりも会社を愛することです。 わが子のように愛情をこめて育て、充実した毎日を送ってもらえるような環境をこの会社で創り、会社、スタッフみんなでそれを共有していこうと決めました。やはり仕事は楽しくできたほうが誰だっていいに決まってます。 私がどんな会社を創っていこうかという思いはザックリ伝えましたが、そんなことを日々考えているうちに、いつしか頭の中では小さな女の子のシルエットがいつも浮かんでくるようになっていました。(わが子のように、わが子のようにってずっと思ってましたから) そうです。その女の子がナンシーなのです。(笑) ぶっちゃけた話、女の子を連想できるネーミングであればナンシーでなくてもよかったのです。 女の子っぽい名前ってなんだろう?日本語だと生々しいな。では英語で女の子といえば・・・ナンシー?的な!ナンシーは、いつの間にか私の頭の中で生まれた我が娘です。大切に育てます。
会議より昼食
皆さんの会社には「会議」はありますか?ほとんどの会社ではあるでしょう。売上の報告、業務の進捗状況などを発表したりする場ですね。 私も今まで勤めてきた会社には会議がありました。週1で営業会議、月1で全体の会議、役員会議…。会議って意外とたくさんあるんですよね。でもこれって本当に必要な会議でしょうか? すみません。有意義な意味のある会議を行っている企業様はたくさんあると思いますが、私が今まで参加してきた会議って、本当に意味があるのかなって思ってしまうものばかりです。 それは会社以外の諸団体等でも同じです。ある会社では、会議のほとんどの時間を使って、売上の報告をします。 「今月は〇円の目標に対して〇円届かず〇円でした。」その営業は自分の数字を自信なさげに発表します。突っ込まれず次の方の発表になるとその方はほっとした表情を見せます…。 その他報告事項も、用意された書類をそのまま読み上げるだけの報告です…。残念ながら私の経験してきた会議ってそんなものです。それは紙1枚見れば分かることですね。 NANCYでは会議を開催する予定はございません。これから頑張ってスタッフが増えてもです。なぜなら、有意義な会議を私は知らないからです。有意義な会議を開催できる知識、自信ができたら、試しに1度やってみるかもしれませんが。 上記でも述べたとおり、売上の数字は紙1枚渡してくれればそれで結構です。NANCYでは、今月はどんな仕事をどのようにしてこなし、その結果あなたはどれだけ充実した業務に携われたのかを問います。 それはかしこまったテーブルの上ではなく、マクドナルドで十分です。まず頭に数字(売上)を持ってくるような仕事の仕方は致しません。逆に、「これだけ充実した業務をこなしたのだからこれだけの数字がついてくるのは当たり前だよね。」っていう業務を、常に心がけます。
スタッフが嫌がるノー残業
弊社は少し?変わっておりますが、一般的に「広告業」といったら、一昔前ではいわゆる「てっぺん越え」は当たり前の職種でした。 現在は、大手広告代理店の長時間労働の末の事件などが大問題となり、業務環境を改善されている企業様がほとんどだと思います。弊社も同じく、「業務の効率化」は永遠の課題です。 世の中の「多様化」により、ほとんどの職業が、今までよりもたくさんの知識を必要とし、手がける業務内容もそれにともない増えているなか、決められた時間の中でそれを遂行していかなければなりません。 まさに「やるコトは増えるけど、費やせる時間は減る。でもその中で結果を出す。」ことが求められています。そのような中、NANCYは「充実した業務を楽しむ」を+@に掲げております。 「そんなに世の中甘くないよ。」…。よく言われる言葉です。でも一体何が甘くないのか教えてくれた人は誰ひとりいないんです。考え方ひとつで目の前のことは大きく変わります。ひとつのコミュニケーションの取り方で相手に与えるイメージもガラッと変わります。 これは何度となく経験してきたことです。皆さんは自分の楽しいこと、たとえば海に行って釣りをしているとき、大好きなサッカーをしているとき、それを「努力」と感じますか?好きなことは「努力」と感じないはずです。まずは自分の仕事を好きになって欲しいです。 考え方一つで目の前の景色は変わるはずです。「ノーストレス・ノー残業」と私はよく口にしますが、いずれは、「たのむから今日は残業させてくれ」と言われるような…。それぐらい自分の仕事を好きになり、楽しんでもらいたいです。
3年後には自社ビル!
会社設立にはやらなければならないことがたくさんありました。創業計画の作成から、融資の確保、必要書類、道具の手配など、手探りでひとつひとつこなしながらナンシーは誕生いたしました。 そんな会社設立までのエピソードをひとつご紹介します。タイトルのとおり、自社ビルがほしくなった理由のひとつがこちらです↓ 創業する際に最も必要な資金。私は雀の涙ほどの自己資金しかありませんでしたので当然融資を申込みました。なるべく予定通りの資金を確保できるようにと、 商工会議所で行われている創業塾というものにも参加させていただきました。それと並行して、創業に向かって準備しないといけないものも同時進行で進めていきます。 そう、私には時間がないのです!(無職でいられるほどお金に余裕がないのです)融資が満額おりるという前提で話を進めていきます。機械関係、車両、賃貸物件・・・。 どれも「融資が決まったら契約するから」と、とりあえず仮押さえしてもらいます。結果、融資は満額おりました。さぁ、契約だ!機械OK!車両OK!賃貸物件・・・。 「すみません。大家さんがほかの人に貸しちゃいました。」 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・。 まじか!仮押さえと言っても申込書にもサインしたし、賃貸保証会社の審査も終わっていたし、何より「融資が決まった段階で間違いなく契約するから押さえといて」って約束したじゃない! めちゃくちゃ頭にきましたけど、こんな不動産屋さんにかまってられるほど私には時間はありません!(無職でいられるほどお金に余裕がないのです)さてどうしよう、とりあえず知り合いの不動産屋さんに相談です。 その方も「ありえない。」と言ってましたが、次に進むのが先です。不動産屋さんが血眼で探してくれました。やはり持つべきものは仲間ですね。ほんとに助かりました。ほっとひと安心。そうなると次に頭に浮かぶのはあの不動産屋です。 ネットで叩いてやろうか、協会から圧をかけてやろうか・・・。未熟な私はそんなことが頭によぎります。(笑)はい。頭を切り替えましょう。賃貸だからだ。次はNANCYビル建てちゃえばいいんです。 不動産屋に圧をかけるどころか自分に圧をかけてしまいました。でも、もう言っちゃいました。3年後(賃貸物件の更新期日)自社ビル目標にスタッフ一同頑張ります!
サイン事業部のSは生コンを服で拭く
私は環境に恵まれております。広告業に約10年、私をここまで育ててくれたのは間違いなくこれまで携わってきてくれた人たちのおかげです。 上司、同僚、クライアントの皆さま、この業界に入った当初はエクセルすら触れなかった私をここまで育てていただき、この場を借りて厚く御礼申し上げます。 今では営業もして、イラストレーターを使ったり、看板の施工をしたり、ついには経営者として会社の代表になったりとマルチな人材に育ちました。(笑) 今のNANCYでも、各部のスペシャリストたちが私と一緒に頑張ってくれております。感謝です。今回は弊社のユニークなスタッフ1人をご紹介させていただきます。 サイン事業部のSです。Sは時間にルーズです。約束を忘れてしまったことも打合せ時間に遅れてくることもありました。私は、そんな彼に手帳というものをプレゼントしました。 使ってくれているようです。うれしいです。つづいて卓上のカレンダーも渡しました。卓上のカレンダーは彼の机の上に置いてあるようです。しかしそのカレンダーが表示しているものは「2018」…!!。 まだ表紙のままのようです。残念です。しかしSは看板のスペシャリストでもあります。一生懸命施工します。一緒に現場に行くときは本当に心強いです。あるとき、野立看板の施工を彼と一緒に行きました。 いつものように一生懸命施工しています。看板が設置できました。あとは看板の脚部分にコンクリートを流してがっちり固定します。最後に板面を拭いてきれいにし、鉄骨部分の塗装をリタッチして終了です。 よくあることですがコンクリートを流す際、鉄骨脚部分にコンクリートがついてしまうことがあります。Sはおもむろに自分の服でそのコンクリートを拭き取るのです…。 彼はプロです。ぜひSと顔を合わせる機会がある方は、彼の腹部をご覧下さい。ペンキとかいろんなものがくっついてますから。(笑)
撤収の速さはどこにも負けません
その先に奴らは何を見ているのか…? そんなに急いでその後にどんなことが待ち構えているのか…。 撤収後の奴らの背中は、映画アルマゲドンで宇宙から帰還したメンバー一同が歩いている姿(あれは前向いてますけど)のように何かを達成したあとの達成感を物語ってます。(笑) ※手は抜いてませんので誤解の無いようお願い申し上げます。